Volkswagenパサート、2023新型情報

Volkswagenから近日公開とされていた新型パサートの情報が世界初公開。新型がどんな進化を遂げるのかを、車愛好家の視点から徹底考察します。

Volkswagenパサートが新型へ
新世代デザインの外装、セダンは廃止へ
適度なデジタル化を遂げた内装
終わりに

Volkswagenパサートが新型へ

https://www.volkswagen-newsroom.com/en/images/albums/the-all-new-passat-variant-6689

こんにちは。車愛好家のmahiroです。今回は新型パサートについての紹介です。
パサートはVolkswagenが販売するセダン/ワゴンモデル。全世界で3400万台以上を販売する同社のベストセラーモデルです。
新型モデルが公開間近に迫り、それに伴い公式からプロトタイプが公開されました。
SUVがシェアを拡大し、セダン系モデルがなかなか人気を伸ばせない今、新型はどんな変化を遂げ、どんな姿で登場するのか。
今回は、内外装のデザインを中心に、現行モデルと比較しながら解説します。

新世代デザインの外装、セダンは廃止へ

https://www.volkswagen-newsroom.com/en/images/albums/the-all-new-passat-variant-6689

https://www.volkswagen-newsroom.com/en/images/albums/the-all-new-passat-variant-6689

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まず最初は外装から見ていきます。外装は一部がカモフラージュされており、その全貌を知るには至りません。
新型パサートは、現行モデルまでとは全く異なるデザインになると予想されます。
例えばライトやバンパーの形状などは既存の内燃機関モデルの流れを汲まず、電気自動車のIDシリーズと似た顔つきになるようです。
サイドのスタイルは雰囲気を刷新。より伸びやかに、より美しく。現行モデルの角張ったデザインとは様相を変えるようです。

また、特筆すべきはそのボディータイプ。新型パサートはセダンを廃止する可能性が濃厚なようです。
セダンは世界的に見ても人気が低迷する傾向にあり、各メーカが苦戦を強いられている現状。カムリの日本撤退や、クラウンシリーズの変容が最たる例です。パサートに関してもセダンよりワゴンは売れていたのが現状でした。販売を継続するには、ワゴンに絞り、セダンを廃止するのも致し方なかったのかもしれません。
それに加えてVWは、EVセダンのID.7が発表しています。このモデルが実質のPassat後継車になると予想されており、内燃機関のパサートはその立場を譲るといった流れなのでしょう。

適度なデジタル化を遂げた内装

https://www.volkswagen-newsroom.com/en/images/albums/the-all-new-passat-variant-6689

続いて内装です。内装はメーカー公式からカモフラージュ無しの画像が公開されています。
新型パサートの内装の特徴の一つが雰囲気の刷新。デジタルメーターや大型のセンタータッチパネル、左右を繋ぐピアノブラックのパネルが特徴。こちらも外装同様、既存の流れではなくIDシリーズと近しいものになるようです。また、センターコンソールに大きな収納スペースが確保されます。

また、もう一つの特徴は、適度なデジタル化です。近年の車はメーカー問わずデジタル化が目立ちます。その先進性と同時に、使い勝手が悪さが指摘されることもあり、それはVWも例外ではありません。新型パサートを始めとした今後のVWモデルでは、デジタル化と使い勝手の両立を目指す傾向にあります。
例えば、全てをデジタルに集約せず頻繁に使う操作系スイッチを物理ボタンに戻すなど。市場からの要望を受けて改善に向けて動くようです。