SKYLINE NISMO登場！！~Nismoの勢いが止まらない~

Nissanが世界に誇るFRセダン、スカイラインに最強のスポーツモデルNismoが登場。Nismoの勢いが止まりません。ノーマルモデルと比較してNismoはどんな変化をしてきたのか。車好きの視点から感想を交えて解説します。

Skyline Nismo登場~1000台限定の最強モデル~

Nissanが誇るFRセダン、スカイラインに最強モデルNismoが登場しました！
攻勢が止まらない※Nismoシリーズ。Z Nismoが登場したと思ったらそれに続いてスカイラインNismoまで。車好きの一人として、これほど嬉しいことはないですね。
スカイラインと言えば、元からそのパフォーマンスや走りの楽しさに定評があるFRセダン。
Nismoの手が加わることによってどんな変化をしてきたのか。内外装や走行性能を中心にチェックしていきます。

※Nismo：Nissan Motorsportsの略称。

参考資料：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/specifications/nismo.html

スカイラインとは

ところで、スカイラインとは何ぞや？という方のために、スカイラインを簡単に紹介します。
スカイラインはNissanの販売するFRセダン。長い歴史を持つ大人気モデルで、過去にハコスカ、ケンメリ等、歴代数々の愛称を持ち現行は13代目に当たります。
セダンがなかなか売れない今でもセダンを販売している、しかもFR、、、。伝統を守るNissanの姿勢、素敵ですね。

Nismo専用の内外装

では、早速本題へ。スカイラインNismoの内外装を見ていきましょう！！

外装

スカイラインNismoには、随所にNismo専用の装備が見られます。
最初に目を引くのは、専用デザインの外観。エアロパーツや空力処理された造形が印象的です。
あれ、、、GTRの4ドア版が出たのかな？と思わされるほどの風格。
同じNismoが開発を手がけているだけあって、GT-R Nismoや、先日登場したZ nismoともどこか似た雰囲気を感じます。
参考までにGTR Nismoの画像も貼っておきます。

どこから見ても一目でNismoとわかるレッドとブラックを基調とした力強い造形の空力パーツが特徴的でかっこいい！！ノーマルのスカイラインの持つエレガント雰囲気とはまた異なったNismoならではの魅力です。
空気抵抗を減らしながらダウンフォースを強化。走行安定性を高める役割を果たしながら、ノーマルとは違う特別感をうまく演出していると感じます。機能美の塊ですね！！
サイドに配させる往年のGTロゴも、特別感を強調します。

個人的な一押しポイントはリアフォグ！センターの下部に配されたライトが、レーシーな雰囲気を強調していると感じます！！

内装

さて、続いて内装です。レッドのステッチやカーボンのパーツがスポーティーさを強調します。元々のスカイラインが持つ包まれ感のある内装と相まって、コックピット感が強調されていますね。個人的にはかなり好みです。
４ドア実用セダンベースの車両なので、後席の居住性も申し分なしといったところでしょうか。スポーツ走行と実用性の両立。こうゆう車っていいですね。

オプションで装着できるRECAROシートと組み合わせると、、、。はい。白米3杯行けます。

高められた走行性能 ~400Rとの差別化~

さて、続いては走行性能の紹介です。
スカイラインには元から、走行性能を高めた400Rというグレードが存在していました。405ps/475Nmというかなりのハイパフォーマンスモデル。スポーツカーを除いて、実用車ベースでここまでのパフォーマンスを持っているのは国内では400Rくらいです。

Nismoは、400Rのさらに上のパフォーマンスモデルに当たるわけですが、どんな点が進化しているのでしょうか。

開発のベースは先述した400R。400Rをベースにさらに高い走行性能を求めて開発されたのが今回のNismoに当たります。馬力とトルクは驚愕の420ps/550Nm。特に中間トルクが大幅に高められているのが特徴です。Nismoさん、どこまでやる気ですか。数値が高すぎてイマイチピンとこないですね、笑。
他にも専用のタイヤ、ブレーキの強化、専用サスペンション、ボディー剛性の強化など、走りを楽しむための装備が随所に施されます。

余談-エンジンカバーについて-

ところで、性能と直接関係はないですが、このエンジンカバー、カッコよくないですか？
最近の車はボンネットを開けることが少なくなってきているので、カバーの演出は手を抜きがちなケースが多いのですが、、、Nissanのスポーツモデル全般、魅せる演出にもこだわっているのは好感が持てますね。

スカイラインのエンジンで白米2杯、GTRのエンジンは白米10杯は余裕で行けます。、、それは嘘かもしれません。笑

終わりに

いかがだったでしょうか？最後まで読んでいただきありがとうございます！
今回はスカイラインNismoの紹介でした。1000台限定の最強モデル。遅れてLimitedが100台追加されるとのこと。
脱炭素や環境規制。内燃機関とって厳しいこの時代に、こうしてパフォーマンスモデルを出し続けてくれるNissanには拍手を贈りたいですね。NissanのNismoの今後の活動に期待です！！