ホンダゼロシリーズが世界初公開
ホンダはCES2024にて、新たなEVコンセプトモデル、ゼロシリーズを発表しました。ゼロシリーズは26年より北米を皮切りにグローバルでの市販が予定されているモデル。掲げたコンセプトや、他のEVとは一線を画すデザインなど、車好きの視点を交えながら、ホンダゼロシリーズの魅力に迫ります。
参考記事:https://global.honda/jp/news/2024/c240110.html
ゼロシリーズの特徴
MM思想を体現するデザイン
まずは、ゼロシリーズのデザインから見ていきます。今回のコンセプトは計2台。一台がサルーン、もう一台がスペースハブと呼ばれるモデルです。今回は主に、26年から実際に販売が予定されるサルーンについて紹介していきます。
ホンダゼロシリーズは、EVプラットフォームの採用と、ホンダ独自のMM思想に基づいたデザインをしています。MMとは、マン・マキシマム/メカ、ミニマムの略称。「人のためのスペースは最大に、メカニズムのためのスペースは最小に」を実現することで、室内空間を広く確保しているのが特徴です。
ゼロシリーズでは、エンジンを搭載しないEVの特徴を活かし、広い室内空間を確保しながらも伸びやかなスタイリングを併せ持っているのも魅力のひとつ。フロントからリアまで滑らかに流れる造形は、スポーツカーさながらの作りです。ボディーを薄く作れることで、スタイリングを良くするのみならず、空力性能の向上にも寄与します。EV専用設計だからこそなせる技ですね。
ゼロシリーズに込めた意味
ホンダの次世代のEVを象徴するゼロシリーズは、ホンダが作りたいEVの原点に立ち返り、新しい時代のモビリティーを提案するモデルになっています。
今回のゼロシリーズの発表に合わせて、ホンダは新エンブレムを公開。両側に広がるモチーフのデザインは、今後のモビリティーの可能性の拡大を示しています。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。ホンダゼロシリーズは、これからのホンダの意気込みを強く感じるモデルになっていると感じました。電動化を積極的に進めるホンダが今後どんな変化をしていくのか。目が離せなくなりそうです。
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