トヨタの大人気モデル、ランドクルーザー通称ランクル。ランクルと一言に言っても、同じ車名を持つ車種が複数存在する。ランクル300系、プラド改め250系、再々販決定のランクル70系。それぞれのシリーズにどんな特徴があるのか。
新型モデルが出揃った今、車好きの視点から徹底解説します。
ランクルシリーズとは -1種類だけじゃないの!?-
トヨタの大人気の本格オフローダー、ランドクルーザ通称ランクル。
街中でよく見かける車の一つなので、知っている方も多いと思いのではないでしょうか?
(((トヨタマークのデカくてゴツい車。そうです、あれだいたいランクルです。
名前は知らなかったけど、知っている方も多いのではないでしょうか?ニュースでもよく取り上げられていますし…。
(((盗難…。そう、ニュースで見かけるあの四角い車、あれだいたいランクルです。
新型の250系や70系が先日世界初公開され、注目度がより一層高まっていますよね。
少なくとも、僕の生活する車好き界隈では歓喜に沸いております。
そんな話題沸騰のランクルですが、実はランクルと呼ばれるモデルが一種類だけではないことをご存知でしょうか?
冒頭でも少し出てきた、250系、70系といった数字。数字の他にもプラドといった呼び名があったり…。
マニアの皆さんであれば、頷きながらこの記事を読んでくれていることでしょう。
…だがしかし、全くわかりません!!そんな方々も多いと思います。
そんな方々のために!!
今回この記事では、誰にでもわかるように(ここ重要)ランクルシリーズ分類と歴史を簡潔に解説します!
車が好きな方にも、車を全然知らない、興味がない方にも是非読んでいただきたい!!
この記事が全人類見る価値があります!!繰り返します。全人類見る価値があります!!
はっきりとここに断言します。
ランクルの誕生
さて。前置きが長くなりました。ここからが本題です!
ランクルの歴史を簡潔に解説します。
※詳細は割愛している箇所があります。
ランクルの歴史をさらに詳しく知りたい方はトヨタ公式サイトへ↓
https://toyota.jp/landcruiser/brandhistory/
https://toyota.jp/info/landcruiserbrand/?padid=from_landcruiser_top_banner_2
ランクルの歴史は今から72年、1951年に幕を開けます。
警察予備隊(現在の陸上自衛隊)向けの車両として初代BJシリーズが生産され、その後市販化し本格オフローダー「ランドクルーザー(としての歴史を歩み始めます。
「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」。初代から一貫するこのコンセプトは、ランクルシリーズが過酷な環境下を耐え抜き、生活を支え続けてきた歴史を物語っています。
そんなランクルシリーズですが、時代の変化に合わせて様々にキャラクターを分化させてきました。
大きく分けると3つのシリーズ展開があります。
快適性を重視し、高級志向モデル「Station Wagon」
生活に寄り添う実用モデル「LIght Duty」
初代の系譜を色濃く残すモデル「Heavy Duty」
「ランドクルーザー」と共通の名前を用いながらも、それぞれが全く異なるシリーズを展開してきました。
Station Wagon
-55/60/80/100/200/300系-
オフローダーとしての悪路走破性に加え、居住性や快適性を重視して開発されたモデル。ランクルシリーズの中で最もボディーサイズが大きいのが特徴です。
現行モデルは300系に当たり、現在では「ランクル=高級」のイメージを牽引する大人気の車となっています。
Light Duty
-70/90/120/150/250系-
実用性を重視し、生活に寄り添うことを目指して開発されたモデル。現行モデルは先日発表された250系に当たり、先代モデルまでは「プラド」の相性で親しまれていた。Station wagon系が高級感を意識していたのに対し、機能性を重視している傾向にあります。
Heavy Duty
-BJ/20/40/70系-
初代からの系譜を一番色濃く残すモデル。快適性や実用性よりも、シリーズの中でより悪路走破生に特化したモデルになっています。現行モデルは、1984年から現行として販売され、先日日本でも再々販が発表された70系に当たります。
長い間に渡って姿を大きく変えず販売され続ける他のランクルシリーズとはまた違った魅力を持つ車です。
終わりに
いかがだったでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はランクルシリーズの解説でした。
同じランクルの名前を冠しながら、それぞれが全く違った個性を放つランクルシリーズ。その魅力を感じていただけたら嬉しく思います。
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