CR-VがFCEVとなって復活
ホンダのミッドサイズSUV、CR-Vが復活。北米などでは数年前から販売され、内燃機関搭載モデルも存在しますが、日本における新型はFCEVのみの展開となります。新型CR-Vの魅力や、FCEVのみの展開とした理由を、車好きの視点から解説します。
堂々としたデザイン
早速新型CR-Vのデザインからチェックしていきます。注目はフロントデザインです。今回日本に導入されたのはFCEVですが、北米等では内燃機関モデルも並行して販売されており、それぞれ異なるデザインを採用しているのが特徴。鋭い目つきとバンパーの開口部をしています。水平基調のデザインをしており、スクエア形状の力強く堂々とした佇まいをしているのが特徴です。
内装は、最新のホンダ車と同様のデザインになっています。水平基調のデザインとエアコンの吹き出し口の形状が特徴的です。
FCEVならではの魅力
FCEV(燃料電池車)の魅力は、EVのような静粛性を持っている点に加えて、その充電時間の短さにあります。
およそ3分で水素を充填でき、600km走行することが可能です。また、CR-Vは、単なるFCEVではなく、EV走行も可能なPHEVであることも特徴で、60kmのEV走行が可能になっています。
カーボンニュートラル実現に向けて
ホンダは2050年までに企業としてカーボンニュートラルを実現することを目標としています。これまでにも、クラリティーの開発など、FCEVの開発に積極的に取り組んできてはいたものの、なかなか順風満帆とはいかないものでした。今回、新型CR-Vを新たにFCEV専用モデルとして販売が、どんな活躍をしていくのか。目が離せなくなりそうです。
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